ヨウ素療法

院長からのメッセージ
当院では高濃度ビタミンC点滴や水素吸入の併用でヨウ素治療をお勧めします
その最大の理由は、ヨウ素の抗腫瘍メカニズムと高濃度ビタミンCの抗腫瘍メカニズムの相性がよく、強力な相乗効果が見込まれるためです
また、免疫細胞療法(他院のでも可)を選択した方は細胞培養期間(2~3週間)中に前治療として調整しておくことをお勧めします
また、標準治療や免疫細胞療法が終了し、次の治療を検討されている方にもお勧めします



ヨウ素治療の特徴

ヨウ素は正常な細胞・臓器を傷つけずに、がん細胞、がん組織のみに抗腫瘍効果を表します
この正常細胞を傷つけないヨウ素の作用は、標準療法等には見られない大きな特徴です
好転反応(※1)が見られることもありますが副作用(※2)が少なく耐性は無いとされます
標準治療、免疫細胞治療、温熱治療、遺伝子治療など併用も可能です。
余剰なヨウ素は主に尿から排泄され少量が糞便より排泄されます。健康な人(腎障害の無い方)であれば、ヨウ素を多少過剰に摂取したとしても余剰分は体内に蓄積せずに排出されます。

※1好転反応
軽度の発熱、皮膚の湿疹、リンパ節の腫れ、局所の疼痛(患部痛)、下痢、(がん細胞の破壊による)腫瘍マーカーの急激な上昇
※2副作用
筋力の低下、体重減少、頻脈など

当院ではCTC検査とヨウ素製剤によるコンビネーションを行っております
CTC: Circulating Tumor Cell(血中循環がん細胞)



CTC検査の臨床的意義

CT・MRI・PETなどの検査は腫瘍の局在診断に時に用います。主に腫瘍の大きさや浸潤・転移の評価する検査です。CT検査では1cm以上、PET検査では直径5mm以上にならないと検出は難しいとされます。
ヨウ素治療前後にリキットバイオプシー(liquid biopsy:体液を採取して診断する検査法 今回は採血)を行い、CTC検査にて治療効果を判定します。
CTC検査は、CT・MRI・PETなどの検査では評価できない血中循環がん細胞の数や形態を計測します。更に当院では得られた細胞を免疫染色し分析を行うことで、血中がん細胞の悪性度の把握も行えます 
また、更にcfDNA=Cell- free DNA(Circulating Cell- free DNA:セルフリーDNA)の測定・解析も行えます。これは、がん患者においてがん細胞が治療や免疫によって破壊された場合や、自ら細胞死(アポトーシス)を起こした場合、健常者より多くのcfDNAが検出される可能性が高くなる事を利用した検査です。よってcfDNAの濃度測定も推奨しております



ヨウ素の殺菌効果について

「殺菌効果」がある理由
ヨウ素は単体では電子が不足しており不安定な状態です。周りの物質から電子を奪って陰イオンになり安定化を図ります。電子を奪う力=酸化力が殺菌効果となっています。ヨウ素はヒトにはほぼ無害ですが、菌やウイルスの除菌には丁度良い酸化力があるため、皮膚に塗布する消毒剤やうがい薬の有効成分として使用されています



イオン化ヨウ素(陰イオン化ヨウ素) 「還元剤」としての作用 2I―→I2+2e-

陰イオンとしてのヨウ素はI2(分子状ヨウ素)となり二つの電子を放出します。この電子がガン患者さんに多く発生していると言われる活性酸素(ヒドロキシラジカル等)に直接作用し活性酸素除去に貢献します。分子状ヨウ素の抗酸化能力はアスコルビン酸(ビタミンC)より10倍以上高く、イオン化ヨウ素よりも50倍以上高いとされます



ヨウ素治療について

当院のヨウ素治療製剤はイオン化ヨウ素になります
ヨウ素のがんに対する作用は「直接作用」「間接作用」に分けて語られます

1.直接作用

正常細胞はヨウ素を用いて活性酸素の除去に役立てることが出来るため基本的に悪影響はありません 癌細胞に取り込まれたヨウ素は前述の抗酸化作用(還元作用)によりミトコンドリア膜電位の消失が生じます これによりミトコンドリアの活性が維持出来なくなりミトコンドリアの膜構造の断片化も引き起こされアポトーシス誘導が生じます

2.間接作用

ヨウ素はがん細胞内に取り込まれた後、核内外で作用します 先ず、核外では代謝で生じた過酸化酵素(H2O2)の作用で、膜脂質アラキドン酸と反応しヨウ化ラクトン(6-IL)を形成します 6-ILは、P53(※3)を誘導してP21(※4)濃度を上昇させアポトーシスを誘導させます
膜脂質アラキドン酸量は、正常細胞に比べがん細胞に多いとされます この膜脂質アラキドン酸は、細胞の癌化を促進するとされる核内受容体PPARαを抑制し、P53、PTENなど癌抑制遺伝子の活性化作用のある核内受容体PPARγを活性することで抗腫瘍効果、がん細胞の増殖抑制やアポトーシス誘導を果たします。
更に前述の6-ILはPPARγと結合する事により活性化すると言われています
また、ヨウ素はPPARγと結合する事によりがんの上皮間葉転換(※5)を抑制します。上皮間葉転換を阻害する作用は転移等を抑制する効果が期待されがん治療にとって非常に重要な因子と言われています。

※3 P53:細胞ががん化したときアポトーシスを起こさせるとされる遺伝子
※4 P21:細胞増殖を妨害する遺伝子 がん抑制遺伝子 p53 によって厳密に制御されています
※5上皮間葉転換:がん細胞を転移可能な形質へと変換させるだけではなく、様々な免疫抑制や抗がん剤耐性、アポトーシスの回避、および宿主と腫瘍の異常反応を引き起こしているとされます



<国内の承認医薬品等の有無の明示>
ヨウ素点滴・内服に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。



<未承認医薬品等であることの明示及び入手経路等の明示>
日本では、未承認医薬品を、医師の責任において使用することができます 当院で扱うヨウ素点滴および経口投与に用いる医薬品等は医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです 当院では院内調剤(場合により外部委託)として、適法に調剤しています。



実際の治療

治療は概ね1クール2週間を考えております

推奨される治療(案)
A 月曜日~金曜日 点滴  土曜・日曜日内服
点滴は約30分とお考えください
2週間
B 体力的な問題や遠方で通えない場合 毎日内服
内服は決められた量を1日3回~5回
1日90(~150)ccを推奨
2週間

AまたはBが推奨されますがこれ以外の方法でも治療は可能です ご相談ください
可能であれば1カ月に10回の点滴をお勧めします



料金

CTC検査1回 154,000円
(治療前後にて2回を推奨)
点滴1回分 44,000円
内服 38,500円
(500cc瓶/本)


診察時間のご案内 

休診日:土曜日午後 日曜日 祝祭日

受付時間
午前9:00~12:00
(福島)

(福島)

(福島)

(福島)

(福島)

(福島)
午後14:00~18:30
(福島)

(福島)

(福島)

(福島)

(杏林大学DR)

  
・当院は予約制です。お電話又はインターネットよりご予約をお願い致します。
(※直接来院された場合、ご予約の方を優先させて頂くため、お待たせする時間が長くなる可能性がございます。)
 
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